K I M O N O と 共 に 世 界 を 渡 る

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インド刺繍の生地で洋服を作っておられる(株)イトバナシさんとの出会いは2018年の3月。
美しい光沢に、細やかなモチーフ。インド刺繍に対する既成概念を覆されました。
「こんなにも密度の高い刺繍なら、帯にしたらさぞ映えるだろう」
心の内に小さな火種が灯りました。

日常的に着物を着る方が少なくなった今も、着物は日本女性のあこがれの的であり、
世界が注目する日本の代名詞的衣装です。
2020年には東京オリンピック。
2025年には大阪万博を控え、多くの外国のお客様をお迎えする昨今。
改めて着物が見直され、嬉しいことに若い方の着用も増えています。

着物も一つのファッションであり、自己表現です。
「今日、誰をどんなふうに喜ばせようか?」
そう考えながら、
小物一つに至るまで心を配る装束です。

例えば、海外の布や刺繍で作った帯を締めて外国からのお客様をお迎えしたら、どんなリアクションが返ってくるでしょうか?
海外へ渡航する方が、そのお国の生地で作った帯を締めて出かけたなら、どれほど話題が弾むことでしょう。
KIMONOというシンボル一つで、その方は日本の代表となり、国と国との架け橋となり、平和の使者となるのです。

着物の魅力の原動力は「手仕事」にあると思います。
人がその掌でこしらえたものには、作り手の心と力が込められています。
世界的に手仕事が失われつつある時代ですが、手仕事こそ、AIにも真似できない、最も人間らしい仕事ではないでしょうか。
これが再び日の目を浴び、豊かに人生を彩る実りとなるよう、帯作りという畑仕事に精を出す農婦が私の役割です。

「ひとつ麦の帯を締めると、世界のどこへ出かけても、心の内に力強さが湧いてくる」
そう言っていただけるお品をお手元にお届けしたいと願っております。